バレンタイン、何でもOKのお祭り…

 バレンタインデーまで1週間となり、
 百貨店などでの商戦も最高潮を迎えています。
 特設会場ではチョコレートやお菓子はもちろんのこと、
 SNSでの写真映りを狙った商品がたくさん並べられています。

 下着大手のトリンプでは、「インスタ映えランジェリー」と銘打ち、
 スイーツをイメージしたデザインの新作を発売しました。
 ベリーやチョコレートをイメージし、自分自身へのプレゼント用として、
 かわいいもの好きの女子へアプローチしているそうです。

 現在のように、(洋服に隠れた)下着というカテゴリーから、
 ファッションの一部としての地位を確立したのは、
 ヨーロッパの下着販売会社、トリンプが94年に発売した
 ブラジャーの宣伝戦略が大きく貢献しています。

 ネーミングは「天使のブラ」、ファッションに敏感な女性以外では、
 まだまだ珍しかった、下着を楽しむということに着目した商品でした。
 洋服からは目立たないという理由から、定番のピンクや白ではなく、
 あえてファッション性の高い水色で広告を作ったそうです。

 また、当時では「タブー」と考えられていた、
 ブラジャーにパットを入れるという発想も試みたのです。
 そして、多くの日本人が悩みを持つボリューム不足を補いバストを大きく見せる、
 パット入りブラジャーという新しいスタイルを生み出したのです。

 社長に抜擢され、見知らぬ地で経営を任せられる。
 なおかつ、落ち込んでいる業績を回復しないといけないとなると、
 そのプレッシャーは相当のものです。
 トリンプの日本法人の社長を勤めた吉越浩一郎氏は、
 次からつぎへと「奇策」を打ち出し、
 社員との溝を埋め業績を回復に導いたのです。

 吉越氏が香港法人から営業部長として、日本にやってくるまで、
 外資企業にありがちな、お飾り社長が椅子に座っているだけでした。

 「自分の部下を引き連れてやってきて派閥を作る」
 「下着のことを何も知らないのに、現場に口出しばかり」
 「全くターゲットを無視した営業をしたり」
 「大手の遣り方の後を追うばかり」
 そんなことばかりで、社内は殺伐とし、営業するどころではなかったのです。

 まず取り組んだのは、バラバラだった社員の共通意識をもつこと、
 みんなが同じ方向で仕事を進めるようにすることでした。
 前に勤めていた会社での経験から、
 早朝に会議することはいい事だと感じていました。

 実際にやるとなると、とても大変なことだったのです。
 問題の蓋を開けると、新しい問題が口をあける、
 ある問題を解決しようとすると、別の問題が起きる。

 まさに芋づる式にドンドン問題が表れてくる。
 それを、一つ一つ、期限を決めて潰していく…
 気の遠くなるようなことでした。

 そんな中でも、一人ずつコツコツと、
 会議に参加してくれる社員を増やしていきました。
 嫌なことでも、構わず、オープンにして会議で解決していくことで、
 根回しの必要もなくなり、なにより決まったことには
 従わなくてはいけないという意識が出来上がったのです。

 業績が落ち込んでいる会社には、多くの問題を抱えているはずです。
 ましてや、見ず知らずの顔ぶれの中では、その問題を表にせず、
 ソフトランディングを決め込みたい気持ちはよくわかります。
 きちんとした成果を望むのであれば、
 はじめに周りとの溝を取り除いておくことは、とても大切なのです。

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発 行 元:シモヤマ会計事務所(下山弘一税理士事務所)
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発 行 人:下山弘一

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