チャンスが到来!でも、先立つものが

 いくつかの説があるようですが、
 50年前に神戸のスナックで始まったとされるカラオケ。
 「歌のない歌謡曲」としてマイクで歌わせる店が現れてから、
 カラオケは社交場の必須アイテムとして地位を確立します。

 現在は、若者からシニアまで幅広い世代に愛されているカラオケ、
 このところ、少しずつ変化をみせているようです。
 学生向けにはルーム料金を無料にするサービスを、
 お一人様向けにはひとりカラオケや、SNSで会員間の交流を後押ししています。

 カラオケの第一世代ともいえるシニア層は、今でもカラオケ需要を牽引し、
 ここ10年でシニアの利用は2倍近くになっているそうです。
 一方、客数は増えているものの利用料金は頭打ちとなり、
 業界大手で食事の提供に力を注いでいたシダックスは、
 カラオケ事業からの撤退を発表しました。

 現在では、カラオケ・ボックスに行きリモコンを押しさえすれば、
 最新のヒット曲でも、あたかも自分の持ち歌であるかのように、
 気軽に口ずさむことが出来るようになっています。

 そのきっかけは、些細な思い付きでした。
 バンドマンをしていた井上氏が、得意先の一人から、
 出張先の会合で演奏をしてほしいと頼まれます。
 実際に演奏する代わりに、歌の伴奏を吹き込んだテープを渡したところ、
 意外に好評だったのです。

 このことに味を占めた彼は、カーステレオに手を加えアンプとマイクを取り付け、
 ジュークボックスのように、お金を入れれば一定時間動く機器を作ります。
 伴奏には、歌い易いようガイドメロディーを加えたテープを作り、
 地元のスナックやクラブにレンタルで貸し出したのです。

 あっという間に神戸で人気になったカラオケは、このブームに乗る遅れまいと、
 次から次へとハードメーカー、ソフトメーカーが参入することになります。
 幸いなことに、カラオケは一時のブームに終わることなく、
 その後も何世代にも亘って楽しませてくれる娯楽となりました。

 その理由は、音楽だけのカセットテープから、映像入りのレーザーディスクに、
 そして、通信カラオケにタイミングよく変わったこと。
 伴奏も、生演奏によるものから、シンセサイザー等の発達により、
 いわゆる、打ち込み方式によって簡単に作れるようになったことも影響しています。

 ハードの進化や通信技術の発達に、歩調を合わせるかのように
 変化していったカラオケは、ユーザーを飽きさせることがありませんでした。
 さらに、70年代は夜の酒場中心でありましたが、家庭用のカラオケが発売され、
 各地で若者向けにカラオケ・ボックスが登場してくるなど、
 何度も新しいブームを迎えることになります。

 このようにブームの波が押し寄せる度に、ビジネスチャンスが訪れるわけですが、
 運良くその局面に居合わせた経営者はどのような気持ちになるのでしょう。
 頑張って手を伸ばせば、成功を手にすることが確実と思った時には、
 よそ者にそのチャンスを横取りされまいと、生産(販売)増強に取り掛かります。

 手元に相応の資金があれば問題ないのですが、
 資金が足りないときには、銀行などに融資を申し込むことになります。
 失敗するケースの場合、多くのお金を得たいがために、
 高い金利や短い返済期間などの無理な条件を呑み、
 その後の返済に苦しむことになるのです。

 借金をするときには、必要額よりも、返済の事を優先して考えなければいけません。
 返済額を少なくした方が、たとえ計画どおりに業績が推移しなくても、
 借金の返済に窮して困る心配が減ります。
 業績が順調に推移して、お金に余裕があれば、途中で一部返済すれば良い事ですし、
 期限前に一括返済することが出来れば、銀行から信頼されることに繋がります。
 賢い経営者であるには、借入上手よりも返済上手になることが大切です。

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発 行 元:シモヤマ会計事務所(下山弘一税理士事務所)
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発 行 人:下山弘一

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