自動車メーカーのスズキでは、国内の工場等でインドをはじめとする
多くの外国人が働いています。
故郷から遠く離れた地で、満足した状態で働いてもらうためには、
「食」が大事との考えに基づき、
社員食堂では外国人向けのメニューを充実させているそうです。
今年6月には、本社の社員食堂のインドカレーが発売されました。
食堂で提供している13種類のうち、ベジタリアンでも食べられるよう、
野菜、豆類を使い、辛さの異なる4種類をレトルト化したそうです。
味には自信ありげで、インド出身従業員も
「故郷の味」と太鼓判を押しているそうです。
ビジネスの世界には、人が羨むような成功談がたくさんあります。
そのひとつに、国内の自動車販売のシェアを、
50%以上獲得した夢のような話があります。
なんと、その偉業を成し得たのはスズキなのです。
でも、シェアのお話は日本じゃなくてインドでのこと。
スズキが進出する以前のインドには、様々な問題がありました。
インド固有の階級制度により、服装、部屋、食堂などを、
身分ごとに区別するのが当たり前でした。
また、労働組合の結成率が高く、そのリーダーの多くは、
働く時間が短くて、報酬が高いことを要求するだけでした。
従業員も、欠勤することは当たり前で、
勤務時間をきっちり働くことはしなかったのです。
そんな事なので、賃金が低い割にはインドでの生産効率は、
決して高くはありませんでした。
加えて、事業の許可制度や税金も企業が成長するには足かせでした。
スズキの社長 鈴木修氏がインドの政府系の企業から、
合弁の話が持ち上がった時に思ったこと…
「日本で一番になれないなら、インドで一番になればいい」
というのも、日本の自動車メーカーの中ではスズキはいつも10位以下、
一社ずつでも抜ければいい程度だったのです。
いざ事業に乗り出した後も、解決しないといけない課題は山積状態、
一つひとつ潰していくしかありませんでした。
役員、管理職、一般社員の意識改革にはじまり、
政府が取り仕切る規制緩和をしてもらうことの要求、
部品を供給する下請けメーカーに対しても教育することになりました。
その長年の成果が実り、
インドでの事業にも日本と同じような生産体制が出来上がりました。
このように、偉業と持て囃される話の影には、
コツコツとした努力の積み重ねがあることがほとんどです。
「GM(ゼネラル・モーターズ)が鯨で、うちがメダカ?
いやうちはメダカじゃなくて蚊ですよ。
だってメダカは鯨にのみ込まれてしまうが、
蚊であれば空高く舞い上がることができるのでのみ込まれない。」
GMと業務提携した時の鈴木氏の発言です。
こんな時期だから、この言葉に重みが感じられるのではないでしょうか。
進出し、最初に市場に投入した車種「マルチ800」は、
発売30年を超え、庶民の足として根強い人気となりました。
当時の首相の国民車構想に基づき、日本の2代目アルトをベースに開発され、
長い歴史を誇っていましたが、排ガス規制の強化により、
このほど生産を終える事となりました。
その功績を、地元紙は品質管理や生産システムなどに広く影響を与えたと、
このように称えたそうです。
「消費者だけでなく、品質の向上への取り組み、
生産の効率化などインド経済や企業に与えた影響は計り知れない」






2024年4月1日より、相続人は、不動産(土地・建物)を相続で取得したことを知った日から3年以内に、相続登記をしなければならなくなりました。これは法律で義務化されたため、一般的に「相続登記の義務化」といわれています。
生命保険の死亡保険金受取人は、生命保険の契約申込時に契約者が指定します。
実務上、遺言能力の有無が争われた場合には、医学的診断結果、遺言内容の複雑性、動機の合理性、作成の経緯などが総合的に評価されます。たとえば、同居している子に不動産を相続させたいという動機は生活実態に即しており合理性が認められやすく、内容も単純であれば、遺言能力が肯定される可能性は高まります。
相続税の申告は、相続の開始があったことを知った日(通常は亡くなった日)の翌日から10ヶ月以内に行います。また、申告期限=納期限ですので、相続税の納付も10ヶ月以内にしなければなりません。
公正証書とは、契約を成立させるため等一定の事項について、公証人が公証役場で作成する公文書をいい、賃貸契約書等のような私文書に比べ、証明力や執行力が優れているという特徴があります。
保険会社の多くは、生命保険の死亡保険金の受取人の範囲として、「被保険者の戸籍上の配偶者および2親等内の親族(血族)」と定めています。ただし、保険会社によっては個別事情の詳細を報告することで、内縁関係にある者、婚約者、共同経営者など一定の者の指定を認める場合もあります。



